④各お寺の紹介 壽福寺


1084.『尊号真像銘文』を読む (14) ()
   今回は、親鸞聖人が取り上げられた龍樹菩薩の偈文の後半部分について学びます。該当する菩薩の偈を次いで聖人の御文を掲載します。  若人願作仏 心念阿弥陀 応時為現身 是故我帰命 (もし人よくこの仏にならんと願じて、心に阿弥陀を念いたてまつれば、時に応じてために身を現じたまはん。このゆゑにわれ帰命す) 「若人願作仏」といふは、もし人仏にならんと願ぜば〔となり〕。「心念阿弥陀」といふ〔は〕、心に阿
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1083.『尊号真像銘文』を読む (13) ()
     『尊号真像銘文』に戻ってきました。今回からは、親鸞聖人が龍樹菩薩の『十住毘婆沙論』に記された御文について説かれます。 聖人の御文と現代語訳です。 龍樹菩薩御銘文『十住毘婆沙論』曰「人能念是仏 無量力功徳 即時入必定 是故我常念 若人願作仏 心念阿弥陀 応時為現身 是故我帰命」(易行品 一六) (『十住毘婆沙論』に曰く「人よくこの仏の無量力功徳を念ずれば、即の時に必定に入る。このゆゑにわれつね
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1082.秋の法座をお勤めしました ()
    9月8日、ご講師に小野田の正教寺の姫路香紀氏をお迎えして秋の法座をお勤めしました。姫路氏にご出講いただくのは7年ぶりということになります。 ご講師は、次の言葉をご讃題(ご法話の始めに法話の趣旨として読まれる御文です)として紹介されました。  蟪蛄(けいこ)春秋を識(し)らず、伊虫(いちゅう)あに朱陽(しゅよう)の節を知らんや 後で調べましたらこの御文は曇鸞大師が『浄土論註』に記されたお
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壽福寺

 

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