【御同朋】お寺で「貧困と子ども」を話し合う(2018/10/16推進協議会)

【写真:ご講師のお話の様子】
【写真:ご講師のお話の様子】

2018(平成30)年10月16日(火)9:30〜12:30、常光寺にて、宇部北組「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)推進協議会を開催し、門信徒23名、僧侶・寺の家族21名が参加しました。

 

この度は、2018(平成30)〜2019(平成31)年度に浄土真宗本願寺派全体で取り組む重点プロジェクトの実践目標である<貧困の克服に向けて~Dāna for World Peace~>-子どもたちを育むために-に沿う内容でした。

 

講師には、宇部市の西法寺ご住職の齋藤淳理氏に、「みんにゃ食堂」の活動を通して、「子どもの貧困」についてお話いただきました。みんにゃ食堂は、子どもに限らず誰もが集まれる無料の食堂で、現在は月に2回、西法寺の会館を会場に行われ、200〜300人が訪れるそうです。そこは、食に困っている子どもだけでなく、一人暮らしの高齢者や、小さな子を育てるママさんなど多様な方が集まれる場になっています。スタッフはボランティアが中心で、医療関係者や栄養士など専門性をもった方もおられるそうです。

 

基本的に宗教色は出しませんが、みんにゃ食堂の活動を通して、普段はお寺と関わりないの人とのご縁が出来ました。そんな中で、多世代交流や食文化の提供、貧困などの生活上の困っている事の発見、お寺の活動の発信などにつながっているそうです。

【写真:班別の話し合いの様子】
【写真:班別の話し合いの様子】

ご講師からのお話をふまえて、門信徒と僧侶・お寺の家族が混ざって複数の班毎に分かれて、話し合いをしました。

 

話し合いの中では、「みんにゃ食堂」の取り組みは素晴らしい。一方、宇部北組の地域では、そもそも子どもや人が少ないので難しい。一人暮らしの高齢者などを対象にしたらどうか。農業地域として、食材の提供や農作業体験を招くことは出来る。などの意見も出ました。

 

また、お寺でも法座などでみんなで食事をする「おとき」の文化があり、その良さを再評価できるのでは?人が集まるその魅力を知りたい。などの意見もありました。

 

テレビでみる都市部での「貧困と子ども」の状態と、宇部北組の地域ではギャップがあると感じていました。しかし、隣接する宇部市でもそういう取り組みの事例を詳しくお聞きする事が出来ました。宇部北組のお寺では、門信徒と僧侶で何が出来るのか考えるご縁にしたいと思います。

 

(この記事は2018(平成30)年11月9日(金)に更新しました。文責は萬福寺住職。)