【団参】本願寺を満喫する2泊3日の旅(2019/10/21〜23念仏奉仕団・団体旅行)

【三重県・長島の願証寺にて集合写真】
【三重県・長島の願証寺にて集合写真】

2019(令和元)年10月21日(月)〜23日(水)まで、2泊3日で、念仏奉仕団と団体参拝旅行を行いました。宇部北組での団体参拝旅行は2017年の伝灯奉告法要以来ですね。念仏奉仕団とは、本願寺にて、1泊2日の日程で、清掃奉仕や参拝などを通して、ご本山に親しむご縁です。このたびは約40人で参加しました。

 

このたびの団参では、若僧会・有志でしおりを作成しました。日程や参拝する寺院などの解説、そして、2日目のお晨朝でお勤めする和讃を掲載したものです。事前に学んでおくことで、ただお参りするだけでなく、1つ1つのご縁を深めようという想いで準備しました。

 

1日目は、新幹線で大阪へ向かい、バスで大谷本廟に参拝。大谷本廟は親鸞聖人の墓所であり、宇部北組も納骨壇を設けています。無量寿堂の照明が新しくなっていましたね。その後、本願寺の聞法会館で昼食。そして、午後から全国各地から数百人の方々と念仏奉仕団に参加しました。現在、阿弥陀堂が修復中なので、御影堂の真ん中に阿弥陀仏像、向かって右に親鸞聖人像という珍しい配置です。御影堂を清掃奉仕したあとは、書院での接待・拝観、最後にご法話を聴聞しました。そして、宿舎に帰ってからは、懇親会。2日目も早いので、皆さんぼちぼちと就寝。

2日目。まずは、本願寺のお晨朝。ここで、今回、初めて作成したしおりの和讃をお勤めしました。宿舎での朝食後、午前中は本願寺にて、ご門主とのご面接と記念撮影。その後、ぬれ縁の雑巾がけ。そして、飛雲閣の見学などをして、本願寺での念仏奉仕団は終了。いつも思いますが、本願寺の職員の方々の楽しませながらのご接待は素晴らしいです。

 

京都市内で昼食をすませ、一行は三重県の長島へ向かいます。途中、八ツ橋本舗でお土産を買いつつ、長島のなばなの里へ。ここは、大きな公園の中に、レストランや日帰り温泉までありました。ベゴニアガーデンは圧巻でした。そして、宿舎の長島温泉にて懇親会。恒例のカラオケ&音頭で盛り上がりました。

3日目は三重県の浄土真宗の寺院に参拝。まずは、長島一向一揆に関わる願証寺へ。慶讃法要へ向け修復中のお忙しい中、ご住職に説明をいただきました。織田信長と戦いながら、連綿と続いてきた浄土真宗門徒の歴史を学びました。その後、真宗高田派の専修寺に参拝。浄土真宗はいくつか宗派に分かれており、同じみ教えをいただいていますが、その歴史や細かな作法など違いもあり、興味深いものでした。

 

ドライブインで昼食のあとは、当初の予定を変更して、今、NHKの朝ドラの舞台である信楽の陶芸村へ。かわいらしい狸たちが並んでいました。帰りは大阪から新幹線で皆さん無事戻られました。

次回の団体参拝旅行は、2023(令和5)年春の親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要になるでしょうか。まだ、本願寺へ参拝したことがない方は、この機会に是非、お参りしましょう。もちろん、すでにある方も。