【報告】差別に僧侶はどうするのか?(2019/2/7第3ブロック僧侶研修会)

2019(平成31)年2月7日(木)14時〜16時30分、山口別院にて、山口教区第3ブロック(山口県内の山口市や宇部市や山陽小野田市などの地域)の、人権啓発推進僧侶研修会がありました。

 

宇部北組では、昨年の10月にすでに同様の研修会をしています。今回は、近隣の組の僧侶が集っての開催でした。宇部北組からも6人の僧侶が参加しました。

 

 

研修会では、まず、2017(平成29)年の10月に発生した差別はがき投書事件とその対応について説明がありました。はがき裏面に「ガンバレ ブラク」と書かれ、宛名面には敬称もなく苗字だけがカタカナで書かれたものが、山口県内のある寺院に届きました。部落差別が過去のものではなく、現在の問題であることの証です。

 

浄土真宗本願寺派では、これまで長い歴史の中で、内外の部落差別について反省とともに、啓発活動に取り組んできました。山口教区内でも行ってきましたが、未だ不十分であったことが明らかになりました。その対応として、現代の差別に対して、研修会や若者への啓発活動をより一層取り組むことになっていることが教務所の職員より説明がありました。

 

その後、これまでの部落差別についての教団としての取り組みを学び、各班に分かれて僧侶同士で話し合いをしました。最後に班で出た意見を報告し、まとめをしました。意見の中には、歴史的な経緯などを学ぶ機会もあるが、より具体的にどう取り組んでいけばいいのかについて、もっと学び活動していくべきというものもありました。

 

このたび、近隣の組の僧侶と話し合えたことから、共通の問題意識をもって、取り組んでいきたいと思います。

 

(この記事は2019(平成31)年2月16日(土)に更新しました。文責は萬福寺住職。)